ジルオール
99年発売 発売元 光栄
ベスト版発売中


個人的な感想は不遇の名作でしょうか?
あんまり一般受けしそうな絵じゃないというのは当時の感想でしたかねぇ
私は結構好きですが今風というのではないかもしれません
内容は非常にいいと思います。マルチシナリオなのかな?

簡単なストーリーは、動乱の時代の幕開け直前。
様々な事情から冒険者になることになった主人公
主人公がどう生きていくか、どういう人と関わっていくかといったところでしょうか
凄いはしょったけどこんな感じだと思います


様々な理由と書いたのは主人公のスタート地点が違って
それによって背景や性別、事情が異なるからです

例えば……

とある町で一揆を起こす主人公
とある国の首都で自警団っぽいのに入っている主人公
田舎町で捨て子で同じような環境の異種族の友と育った主人公
邪神にかかわる神器を守る隠れ里に住んでいる主人公
スパイの子どもな主人公
と結構、様々。
初期の仲間や旅立つ理由の差は
友を傷つけた冒険者への復習と村の有力者に疎まれたからとか
失われた神器と兄を探して
ジェットストリームアタックをかけてくる喋るゴブリンに奪われた聖杯を追いかけて
一揆の結果、なぜか有力貴族の妹にさせられたり
父の死
等、様々


初期の仲間も兄の親友(へそ出した男)、幼馴染(主人公より強い騎士目指す女性)
弟(単純可愛い)友人(異種族)、姉のようなロリッコ(異種族)
と豊富。まぁそのほかにも後にかかわる仲間達がいます

んで旅立って、冒険者になったらまずは郵便配達などをして下積みをつみ
より強いクラス(ソウルシステム)
めざして頑張ります。慣れてきたら、商人護衛や物資輸送、魔物退治とかして頑張ります


そんなこんなしてたら、いつのまにやら動乱の幕開けが始まり
ある意味すごい身勝手な理由で大陸制覇を目指す元勇者、現在、皇帝の出現(自分の運命に逆らうため)

その歴史の奔流の中で主人公がどう行動するのかといった感じです
主人公は歴史の大きな流れ自体は変えることができないみたいですがちょくちょく干渉できます

例えば、戦争のときどっちにつくとか、それによって死なないようにできるキャラクターがいたり
帝国や、王国といった各地の有力者とかかわったり
コロシアムチャンピオンを目指したり
自由都市のレジスタンスに加担したり王女様と語らったり
親しい者と殺しあったり、危険物はこんだり、神を斬ったり
郵便配達したり、遺跡を荒らしたり、禁呪復活させたり……

行動のしだいでは主人公の呼び名変わったりもします
青き鉄壁、剣聖、竜字将軍、疾風の微笑み、ノーブル伯  竜殺し 等など


ここまで比較的まじめに語ってきましたが
なんと言ってもこのゲームの魅力はストーリーとキャラクターです

ストーリーは語るのが難しいのでキャラクター関係なんか
上の人に加えて鍛冶屋、高飛車エルフ、将軍、貴族の御曹司、詩人
ダークエルフ、魔法学校の落ちこぼれ、王女、預言者
等などさまざまです。その間にイベントが起こったり起こらなかったり。
さらわれたり、直接依頼を受けたり
犯罪者にされたり、神器をめぐって争ったり、愛が芽生えたり、死別したり……


エンディングは
RPGにしてはめずらしく?キャラクターエンドなんかがあってそれが多くて面白いです
一緒に新天地めざしたり、廃墟で二人戦ったり、クッキー焼いてもらって一緒に食べたり
その人だけの騎士になったり、海賊の親玉になったり
どたばた冒険者として暮らしたり……他にもいっぱいあります


個人的にはお勧めなのが
アンギルダン(赤い巨星)の異名をとるナイスおじ様、赤いプレートアーマー完備、武器は斧
死亡イベントまで完備な困ったお方。またこのゲームで仲間になるキャラで死亡フラグがもっとも多い
困った方。ほっとくと必ず死にやがる……確か、戦死、死刑、戦死だったかなぁ
熟練冒険者なのにやたら死ぬ……


欠点は、ロードの長さや、ポリゴンの荒さなんかでしょうか?


すごくとりとめがないですがリメイク作が出るので興味をもたれた方は買ってくださいな








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